新品

New Scope 001 New Scope 003 New Scope 002

 

ようやくスコープが届きました.昨年秋発表,今年発売の最新機種です.

これで光源,スコープとも新機種が揃いました.大腸内視鏡はこれまでの機種に比べ画質向上はもちろんですが,挿入性も向上し,検査を行う側だけでなく受ける患者さんにも優しい設計となっています.

上部の内視鏡(胃カメラ)もワンタッチで拡大観察ができるなど,これまでよりも詳しい検査が簡便に行えるようになっています.

基本的に胃カメラは経口で行いますが,嘔吐反射や挿入時の苦痛が強いけれど,どうしてもクルマの運転をしなければ行けないため鎮静剤を使用できないという方のために,若干画質は劣りますが経鼻用の細径スコープも準備しています.

内視鏡検査を受けなければとおもいつつ,『暖かくなってから...』と先延ばしにしていた方.今なら新品のスコープで検査が受けられますよー.

また,先日の記事にも書きましたが,ピロリ菌の除菌治療の保険適用範囲が大幅に広がり,事実上ピロリ菌感染のある方は全員健康保険で除菌治療を行う事ができるようになりました.しかし,健康保険を適用するためには内視鏡検査で胃炎の診断が必須になっています.

現在胃カメラは,午前中に絶食で来院していただければ,ほぼ予約なしで検査可能です.上腹部の症状がある,胃癌の家族歴がある,ピロリ菌が気になっているなどの方は是非検査を受けられることをお勧めします.

 

 

ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対する除菌治療に保険適用

長崎夜景 パノラマ風

 

クリニックのサイトのトップページにも記載しておりますが、先日の記事のとおり本日よりピロリ菌感染胃炎に対するピロリ菌除菌療法が保険適用となりました。ピロリ菌感染と胃癌の関連が明らかとなって久しく、学会やガイドライン等では強く推奨されていたにもかかわらずこれまでは健康保険が適用できなかったため非常にジレンマを感じておりましたが、この分野においてはこれでやっと医学的な常識に保険行政が追いついた形となります。

除菌療法に健康保険を適用するためには内視鏡検査でのピロリ菌感染胃炎の診断が必須となっています。つまりピロリ菌除菌療法を行うためには胃カメラを受けて頂く必要があると言うことです。はじめての胃カメラで苦しくないか不安な方や、以前他院で受けて非常に辛かったという方も楽に受けていただけるように鎮静剤等を使っての検査も可能です。また近日中に経鼻内視鏡も導入予定としております。

過去に胃炎と言われたことがある方や、ご家族に胃癌、胃十二指腸潰瘍などに罹患した人が居る方、将来の胃癌発症リスクを減らすために一度胃カメラとピロリ菌検査をお勧めします。

 

 

 

晴れの日

晴れ 001

 

久しぶりに気持ちよく晴れています。

が、この季節、こんな日は飛んでいます。花粉が。

先週あたりより鼻や眼がむずむずしている方も多いのではないでしょうか。

また、鼻みず、喉の違和感や頭重感が続いてなかなか治らない風邪だと思って我慢している方。それはひょっとして花粉症ではありませんか?

 

胃炎でピロリ菌除菌療法

 

 

 

昨日朝日新聞デジタル版に小さく報道されていましたが、胃十二指腸潰瘍などの治療として行われているピロリ菌の除菌療法が、もうすぐ胃炎(ヘリコバクター・ピロリ胃炎)に対しても行えるようになります。

平成24年8月にすでに製薬会社数社から申請されていたピロリ菌除菌療法の適応症追加ですが、どうやらもうすぐ認可される見込みとなったようです。適応開始日はまだ明らかとされていませんが、おそらくあと1ヶ月程度ではないかと思われます。

ピロリ菌は胃十二指腸潰瘍の原因のひとつと言われていますが、最近の研究でピロリ菌によって引き起こされた慢性胃炎が胃癌の発生にも関与していると言うことが分かっています。ピロリ菌による慢性胃炎の方は、胃癌予防という観点から全員除菌治療を行う事が推奨されますが、残念ながら現時点では内視鏡や胃透視などの検査を施行した上で胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの確定診断がなければ除菌はおろか、ピロリ菌の存在診断さえ健康保険が適用されない状況で、ピロリ胃炎のみの場合の除菌治療には数万円の自己負担が必須です。除菌療法が胃炎にも適応拡大されると、そのような方も健康保険での除菌療法が可能になります。

検診などで毎年『胃炎ですね』と言われる方の大部分は『ヘリコバクター・ピロリ胃炎』である可能性が高いと思われます。

これを機に、内視鏡検査、ピロリ菌の検査を受けて、除菌療法を行いましょう。

写真はピロリ菌とは関係ありません。

グラバー邸と稲佐山 005