クリニックのサイトのトップページにも記載しておりますが、先日の記事のとおり本日よりピロリ菌感染胃炎に対するピロリ菌除菌療法が保険適用となりました。ピロリ菌感染と胃癌の関連が明らかとなって久しく、学会やガイドライン等では強く推奨されていたにもかかわらずこれまでは健康保険が適用できなかったため非常にジレンマを感じておりましたが、この分野においてはこれでやっと医学的な常識に保険行政が追いついた形となります。
除菌療法に健康保険を適用するためには内視鏡検査でのピロリ菌感染胃炎の診断が必須となっています。つまりピロリ菌除菌療法を行うためには胃カメラを受けて頂く必要があると言うことです。はじめての胃カメラで苦しくないか不安な方や、以前他院で受けて非常に辛かったという方も楽に受けていただけるように鎮静剤等を使っての検査も可能です。また近日中に経鼻内視鏡も導入予定としております。
過去に胃炎と言われたことがある方や、ご家族に胃癌、胃十二指腸潰瘍などに罹患した人が居る方、将来の胃癌発症リスクを減らすために一度胃カメラとピロリ菌検査をお勧めします。
この知らせ、待ってました～（*^_^*）
先日は、胃と大腸の内視鏡検査をしていただき、ありがとうございました！！！
ただ今、花粉症で外へ出るのが少々おっくうになってブロイラー状態になっておりますが、近いうちに来院します！
よろしくお願いします☆彡
コメントありがとうございます。ようやく胃炎（ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎）に対しても健康保険でピロリ菌の除菌治療が行えるようになりました。ピロリ菌は幼少時に経口感染すると言われておりますので、家族内にも感染者がいらっしゃる可能性が高いと思われます。若いうちに除菌治療を行うほど、胃癌のリスク軽減の効果も期待できます。よろしければご家族など身の回りの方にも教えてあげてください。